困ります、ファインマンさん

p.19-20:大デカルトの言に異議をさしはさむ 権威なんぞというものには、金輪際頭を下げてはならん。どんな名言であろうと、それを誰様が言ったかなどということにこだわらず、始めと終わりを必ずしっかりと見定め、はたしてそれが理に叶っているか?と、自分…

MyStrings020:オレ、勇者になる!(2929文字、ランクS)

2008年の目標は、「オレ、勇者になる!」にしました。その理由を書いて、MyStringsのとりあえずの最終回にしたいと思います。 まず、「勇者とは何か」ということについてですけど、俺にとっての勇者は、子供の頃に読んだ漫画の主人公達のことであり、その中…

茂木健一郎-「脳を活かす勉強法」

いや、この本、マジで凄いっすよ。俺がもしこの本の内容を小学生くらいに理解してたら、どこの大学にでも楽勝で入れたんじゃないかと思ったくらいです。ちがうな。そう思ったのは事実だけど、感想としてはもっと重要なことがありますわ。それは、「この本を…

MyStrings019:脳の等価原理仮説(1170文字、ランクB)

最近、「誰の脳もポテンシャルはほとんど同じなんじゃないか」ということを考えています。略して、"脳の等価原理仮説"。こんなことを書くと、反論として、「そんなわけないだろう、例えば遺伝的に記憶力が良い人と悪い人っているじゃん」と言われそうですけ…

MyStrings018:"多様性"と"ひも"(1593文字、ランクA)

前回書いた、「"頑張る"ということが本当に必要かどうか」という問題についての答えが"多様性"だと思っているわけです。つまり、頑張ることも頑張らないことも、多様で良いだろうと。そもそも、なぜ「"頑張る"ということが本当に必要かどうか」ということを…

MyStrings017:豊かさ(808文字、ランクE)

前々回、「ふと思い返せば、この5〜6年の間の俺は、"やる気"をいかに高めるかということだけを考えていたように思います。」と書きました。これは言い換えると、「この5〜6年は"スタミナの管理技術"のことをメインに考えてた」ということになるんですが、実…

MyStrings016:スタミナの管理技術(1261文字、ランクC)

今回は"スタミナの管理技術"の話ですね。じゃあまず、体力の話なんですけど、たぶん体力って、ある程度使ってあげた方がそれがやる気に転化して全体的なスタミナ値は上がりますよね。例えば、俺なんかは車を洗う時とかそうですけど、洗ってるうちに、なんか…

MyStrings015:スタミナ(1263文字、ランクD)

ふと思い返せば、この5〜6年の間の俺は、"やる気"をいかに高めるかということだけを考えていたように思います。それは、浪人時代でも大学でも、大して面白くもない"勉強"という行為を何とかしてするためだったわけですが、最近思うのは、その"やる気の管理技…

梅田 望夫・茂木 健一郎-「フューチャリスト宣言」

この間、内分泌の授業で「負のフィードバック」と「正のフィードバック」について習ったんですけど、この"フューチャリスト宣言"を読みながら、「ああ、梅田さんや茂木さんのような"フューチャリスト"は正のフィードバックで生きてるんだな」というようなこ…

茂木健一郎-「ひらめき脳」

この本を読んで、長年の疑問が解けました。その疑問とは、「俺、高校生を境に、テストで点をとれるタイプの人間から点をとれないタイプの人間になったみたいなんだけど」というものです。普通ならそれは、「中学時代の方が勉強してたんだろ?」とか、「高校…

"ひも"009:レベル2→レベル3(part4)

今回は仕事についての話です。もし、「仕事をしていないおまえに何がわかる」と思う方は読まないでください。「仕事が楽しいはず無いじゃないか症候群」を治すための処方箋について。-仕事とは何か-俺がついこの間まで考えていたのは、仕事とは「とりあえず…

養老孟司-「養老孟司の<逆さメガネ>」

養老孟司さんの本は割と沢山読んだんですが、どの本にも確実に含まれている主張があって、それをメインテーマに持ってきた本が、「バカの壁」であり、この本だと思います。その主張とは、「いろいろ考えてみろ」ということ。つまり、「複雑系で思考しろ」と…

"ひも"008:レベル2→レベル3(part3)

「大学での勉強は仕事に生かせないから大学で勉強するのは意味が無いだろう症候群」の処方箋について。-大学出は使い物にならん-よく俺のじいちゃんは言うんですよ。「大学出は使い物にならん」って。それは、じいちゃんが実際に大学出の人を使ってみての感…

"ひも"とは007:レベル2→レベル3(part2)

まずは、もう一度このグラフを載せます。今回は、赤線のグラフについての話からはじめましょう。この赤線、きっと亀田先生自身のグラフなのだろうと思いますが、どうしたらこういう軌跡が描けるかについての答えは、その時、明確に教えてもらったわけではあ…

"ひも"とは006:レベル2→レベル3(part1)

今回は2度目のターニングポイントの話です。1度目のターニングポイントではシュマゴラス君から自由を感じることを学び、レベルが2となりました。じゃあ、2度目のターニングポイントは誰との出会いだったのかですけど、それはズバリ、代々木ゼミナールの亀田…

"ひも"とは005:レベル1→レベル2

俺はこれまでに2回、ターニングポイントというものがありました。この2回はどちらも人からの影響によるものなのですが、今回はその1回目のターニングポイントについて書こうと思います。中学1年の秋から中学2年の冬にかけて、俺は同じクラスのシュマゴラス君…

"ひも"とは004:無意識を意識する2

前回書いた「無意識を意識する」ですが、この技術は写真を撮る時にも生かされています。自分で言うのもなんですが、客観的に見ても、俺は写真を始めた頃から比較的上手かった方だと思います。それは一重に「無意識を意識する」技術のおかげなのです。写真を…

"ひも"とは003:無意識を意識する

俺は、絶対音感はありませんが、コードを判別することはできます。もちろん相対的ですし、あまり複雑になってしまうと無理ですが。絶対音感の取得に比べると、コード判別はそれほど難しいことではありません。ギターのようなコードを奏でる楽器をしばらく練…

"ひも"とは002:音楽の"ひも"

「芸術とは、"ひも"を表現すること」だと、俺は思っています。きっと皆さんの周りにも、芸術が得意な人、不得意な人がいると思いますが、その違いは、上手く"ひも"を表現できるかできないかの違いなのではないでしょうか。芸術が不得意な人から見れば、得意…

"ひも"とは001:"ひも"

みなさん、超ひも理論というのをご存知でしょうか。英語で言うと、「Super String Theory」。おそらく知らない人が多いと思うので、まずその説明から始めます。超ひも理論ってのは、物理学の新しい仮説なんですよ。まあ、新しいって言っても、考え出されたの…

ブログに対する考え方02

「本音」について書きます。人の本音とは、偏った考えだと思います。おそらく、公正な本音を持っている、そんなNHKのような人はいないでしょう。でも、ある程度大人になるとその偏りを客観視できるようになり、補正を行います。そうして出来るのが「建前」だ…

ブログに対する考え方001

ブログという名前が世に広まる前から、web日記というのはありました。でも、それにしたって、インターネット自体の歴史がまだ浅いわけですから、ブログに関するポリシーなんかは、ホント、人それぞれだと思います。これを読んでる人は、結構な割合でブログを…